プエブロレザー

イタリアンレザー「プエブロ」とは

2018/10/17

バッグ、財布、名刺入れなど、身につける小物にはレザーアイテムがたくさんあります。

「どんなレザーブランドを選んだらよいのだろうか?」
「コストパフォーマンスの良いブランドはなんだろう?」

レザーアイテムはバッグ、財布ともに高価な価格帯がほとんどであるため、
購入するブランドをしっかりと吟味してから選びたいですよね。

今回はそんなレザーブランドを探している方に向けて、プエブロをご紹介します。
少しでもご参考になれば幸いです。

レザーブランド「プエブロ」とは

レザープエブロ
プエブロとはイタリアンレザーのブランドで、民族的な表情を持つ革という意味を持っています。
この命名は、アメリカの南西部やメキシコ北部に残る「プエブロ・インディアン」という伝統的な共同体や集落があり、その民族的な風合いのイメージにちなんでつけられたそうです。

プエブロの特徴

レザープエブロ
プエブロは「バケッタ製法」と呼ばれるイタリアの伝統的な製法で、
植物性タンニンだけを使って鞣し、長い時間をかけて牛の脚から採った脂をたっぷりと染み込ませて作られています。
表面はわざと毛羽だったような起毛加工が施されていることもプエブロの最大の特性です。
革の表面を金たわしを使って起毛処理を施していることから、新品の時にはざらざらと艶のない状態ですが、使えば使うほど滑らかに馴染んでいき、色合いは濃く、深みを増すように変化します。またこの作業は機械ではなく、全て手作業で施されております。

プエブロのタンナー

レザープエブロ
タンナーとは皮を革にする人・会社・所の事を言います。
このプエブロを世に送り出しているのは、イタリア中部、トスカーナ州のフィレンツェにあるタンナーであるバダラッシー・カルロ社です。得意とするバケッタ製法は、風合いのよい革を作れる伝統的製法です。1000年もの歴史を誇りながら、効率的な現代的製法に駆逐されかけていたこの製法を現代に甦らせたのが、社名にもなっている創業者のバラダッシー・カルロ氏です。

メンテナンスの手軽さが魅力

レザープエブロ
プエブロは、一般的な皮革素材のなかでも油脂分を多く含んでいます。
そのため、起毛加工された外見からは意外に思えますが、植物タンニン鞣しの中でも、水濡れにも比較的強い素材です。
特にエイジングによって表面に膜ができ、滑らかになってきたあとは、よりいっそう水が染み込みにくい状態となります。
また、製造時の油分が多いため、製品を使いはじめてからしばらくのあいだは、メンテナンスにクリームなどを用いる必要はありません。
逆に、新しいうちにうかつにクリームなどを塗ってしまうとせっかくの起毛処理が大きく影響を受けて色や質感が大きく変わってしまいます。
クリームなどを用いるなら、エイジングが進んで表面が滑らかになった後が良いでしょう。
乾燥してかさついたようになってきたと思えたときに、ごく少量を使ってあげてください。
それまでは汚れを軽く拭き取るくらいで問題ないでしょう。

最後に

いかがでしたしょうか。
色や質感、エイジングによって生じる大きな変化は、決してプエブロの魅力を損なうものではありません。
レザーアイテムはそれぞれのファッションはもちろん、ライフスタイルも顕著に
反映されるアイテムの一つです。
経年変化によって生まれる色の濃淡や擦れ、キズなどは持ち主ごとの個性として製品に刻まれ、それがまた唯一無二の美しさと愛着を生み出すのです。
使い込むほどに自分だけのオリジナリティある味わいを楽しむのはいかがでしょうか。
本格的なレザーアイテムをはじめて購入するという方はぜひ参考にしていただければ幸いです。